どうも、タカです。
今回は「筆者が使ってきたショアジギングにオススメの人気リールまとめ!」ということで、これまでに僕が使ってきたリールを改めて紹介しようと思います。
それぞれのリールの特徴を紹介しつつ、どんな人にそのリールがオススメなのか、など紹介していきます。
まだショアジギングを始めたばかりの人やこれから始めてみようと思っている方は是非参考にしてみてください。
また、本記事で紹介するリールは主に筆者が実際に使用したことがあるものを紹介しています。
目次
ショアジギングにはどんなリールを選べばいいのか
ひとえにショアジギングと言っても、狙う魚や釣りをするポイントによってオススメするリールは変わってきます。
狙っているのは10キロクラスのブリなのか、2キロクラスのハマチなのか、
釣りをするポイントは激流なのか、水深の浅いサーフなのか、はたまた足元に根はあるのか・・
などなど、色々な条件があり、突き詰めていくと状況に応じたリールが欲しくなって、ますますどのリールを選べばいいのかわからなくなってしまいます。
なので、本記事では汎用性が高く、どんな状況でもある程度オールマイティーにこなすことができるリールを紹介します。
今までショアジギングをやってきて、使いやすいと感じたリールの大きさ(番手)はシマノだと4000番~5000番、ダイワでいうと3000番~3500番のスピニングリールです。
このあたりが大きすぎず、ある程度の大物にも対応できるパワーも持っています。
5キロクラスの青物なら十分釣り上げるパワー(ドラグ力)をもっています。
ポイントに根などがなければ、10キロクラスのブリでも十分に対応可能だと思います。
また、ショアジギングにはハンドル一回転辺りの糸巻き量が多い、HG(ハイスピードギア)やXG(エクストラギア)が手返しがよく、オススメです。
ショアジギングにオススメ!人気のリール
オススメのリールを紹介する前に、本記事で使用する独自の評価方法について説明します。
それぞれのリールの評価を分かりやすくするために、コスト・巻き心地・軽さ・剛性感の4つの項目をそれぞれ5段階で採点しています。
・コスト→コストパフォーマンスの高さを評価します
・巻き心地→巻き心地がいかに滑らかで、軽いかを評価しましす
・軽さ→釣りを長時間続ける上で大事なリール本体の軽さを評価します
・剛性感→リールに使われている材質と使用感の両方で評価します
★の数が多いほど評価が高く、少ないほど評価が低いということになります。(☆は0.5点)
それでは紹介を始めます。
シマノ 19’ストラディック C5000XG
・コスト →★★★★★
・巻き心地→★★★
・軽さ →★★★
・剛性感 →★★★
シマノ「19’ストラディック C5000XG」のスペック↓
リール重量 →295グラム(C5000XG)
リール材質 →ボディはアルミ、ローターは高強度樹脂
最大ドラグ力→11キロ(実用ドラグ力6キロ)
まず最初に紹介するのはシマノ「19’ストラディック C5000XG」です。
「19’ストラディック C5000XG」はシマノのミドルクラスモデルです。
実売価格2万円ほどで、「サイレントドライブ2」や「サイレントドライブ」、「ロングスプール」など、上位機種に使用されているシマノの最新の技術がふんだんに盛り込まれています。
個人的に今回紹介するリールの中で一番オススメのリールです。
というのも、コストパフォーマンスが高く、ほとんどのユーザーが満足できると思うからです。
ついつい上位機種のリールが欲しくて買ってしまっていますが、「19’ストラディックがあれば、必要十分だな」と、内心感じていますw
これから釣りを始める人や、入門機からのステップアップ、すでに上位機種を持っている人はサブ用リールとして色々な人にオススメです。
価格は2万円ほどで、初めてのリールにしては少し高すぎるような気もしますが、入門機種に比べて長く使用できることを考えればトータルのコスパはいいと思います。
以前のモデルに比べて、剛性感が格段に上がっており、ガタツキを感じないスムーズな巻き心地はストレスなく釣りに集中できるはずです。
「19’ストラディック C5000XG」はこんな人にオススメ↓
・コストパフォーマンスの高いリールが欲しい
・無駄に高価ではなく、必要十分な性能を持ったリールが欲しい
「19’ストラディック」のインプレ記事はこちら↓
シマノ 20’ツインパワー 4000MHG
・コスト →★★★
・巻き心地→★★★★
・軽さ →★★★★★
・剛性感 →★★★☆
シマノ「20’ツインパワー 4000MHG」のスペック↓
リール重量 →255グラム(4000MHG,C5000XGは260グラム)
リール材質 →ボディはカーボン+アルミ、ローターはアルミ
最大ドラグ力→11キロ(実用ドラグ力6キロ)
次に紹介するのは2020年に発売されたばかりのシマノ「20’ツインパワー 4000MHG」です。
シマノ「20’ツインパワー」の特徴はシマノのフラッグシップモデルである、「ステラ」と同等の”軽さ”です。
数字で見てみると先ほど紹介した、ストラディックと40グラム程度しか重さが変わらず、そんなに違いないんじゃないの?と考えてしまいそうですが、実際に釣りに使用するとこれが結構違います。
リールが軽いので、長時間の釣行でも疲れにくく、アクションもしやすくなります。
また、「20’ツインパワー」は巻き心地が非常に滑らかで、気持ちいいです。
この辺りは流石は上位機種といった感じで、ミドルクラスのリールと比べてワンランク上の質感だなと感じます。
しかし、この「20’ツインパワー」は伝統のメタルボディからカーボン+アルミの”半プラ”ボディに変更されており、耐久面では少し不安が残ります。
ツインパワーファンの間では批判が大きかったのも事実です。
しかしながら、僕のようなコアなツインパワーファンでない物にとっては剛性感も十分で購入したことも一切後悔していません。
ボディは半プラになりましたが、ローターはアルミ製に変更されており、剛性が増しています。
最新のツインパワーでシマノの最新の技術を体感してみたい人はオススメです。
僕の場合、サーフでの使用を考えて「4000MHG」を購入しましたが、ショアジギングに使用するなら、より糸巻量が多く、ラウンドノブになっている「C5000XG」の購入をオススメします。
「20’ツインパワー 4000MHG」はこんな人にオススメ↓
・軽量で扱いやすいリールが欲しい
・頑丈(高剛性)なリールが欲しい
・最新のシマノを体感してみたい
「20’ツインパワー 4000MHG」のインプレ記事はこちら↓
シマノ 17’ツインパワーXD C5000XG
・コスト →★★☆
・巻き心地→★★★★
・軽さ →★★☆
・剛性感 →★★★★
シマノ「17’ツインパワーXD C5000XG」のスペック↓
リール重量 →300グラム(C5000XG)
リール材質 →ボディはアルミ、ローターはCI4⁺
最大ドラグ力→11キロ(実用ドラグ力5キロ)
次に紹介するのは2017年に発売されてから未だに人気の続いている、「17’ツインパワーXD C5000XG」です。
ツインパワーと言えば、シマノが高剛性・高耐久を謳っているリールです。
その中でもシマノ「17’ツインパワーXD」は過剰なほどの耐久性(XD=extreme durability)を追求した、”ツインパワーらしいツインパワー”です。
僕の釣り人生においても最も使用頻度の高いリールですが、その耐久性の高さには信頼をおいています。
ツインパワー伝統のアルミボディに加えて、軽量なCI4⁺ローターの組み合わせは最新の「20’ツインパワー」と同等、個人的には少し軽く感じるくらいの巻き心地を持っています。
もちろん、耐久性も折り紙付きで長期間オーバーホールなしで使用できました。(詳しくはインプレ記事参照)
「17’ツインパワーXD」の短所を上げるなら、耐久性を追求するあまり、重い(上位機種にしては重い、300グラム)という点と発売から3年近くが経過しているのにも関わらず、値段が落ちていないという点です。
重さに関しては本来ツインパワーは高剛性・高耐久を追求したリールで、軽さは二の次といった立ち位置のリールなので気にしていませんが、値段が最新の20’ツインパワーと変わらないという点が気になります。
それだけ人気のある機種ということなのでしょうが、これから新たなにリールを購入するとして、前のモデルである「17’ツインパワーXD」を選ぶのは少し勇気がいるかもしれません。
とはいえ、今「17’ツインパワーXD」を購入しても遅くないと思います。
「17’ツインパワーXD」はツインパワーシリーズの中でも間違いなく、名機あるからです。
「17’ツインパワーXD 5000XG」はこんな人にオススメ↓
・長く使える耐久性が高いリールが欲しい
・頑丈(高剛性)なリールが欲しい
・ツインパワーらしいツインパワー(名機)が欲しい
「17’ツインパワー 5000XG」のインプレ記事はこちら↓
シマノ 18’ステラC5000XG
画像引用先→シマノホームページ
・コスト →★★
・巻き心地→★★★★★
・軽さ →★★★★★
・剛性感 →★★★★★
シマノ「18’ステラ C5000XG」のスペック↓
リール重量 →260グラム(C5000XG)
リール材質 →ボディはマグネシウム、ローターはマグネシウム̟+アルミ
最大ドラグ力→11キロ(実用ドラグ力7キロ)
最後に紹介するのはシマノのフラッグシップモデルである、「ステラ」です。
※「ステラ C5000XG」は所有していません。(ステラ10000PGは所有)
もし、リール選びで迷ったら「ステラ」を購入しておけば間違いないです。
シマノのリールなら「ステラ」が頂上です。
新型機種が発売されても情報に振り回されることはありません。
色々な悩みから解放されることでしょう。笑
画像引用先→シマノホームページ
ステラだけは巻き心地がマジで別格です。
色々なリールを購入しても結局は「ステラ」に行きつくようになっているような気がします。(シマノの商法にまんまとハマるw)
「ステラ」の欠点を上げるとすれば、それは”値段”だけです。
でも抜群の耐久性と高剛性で、一度購入すればよほどのことがない限りは長く使用できることは間違いないです。(当然、メンテナンスは必要ですが)
僕自身、今後購入するのはステラだけでいいかなと感じているほどです。
購入を迷っている理由が値段なら、それは”買い”です。
「18’ステラ C5000XG」はこんな人にオススメ↓
・一番いい物が欲しい
・リール選びで迷いたくない
・美しい工業製品が好き
番外編:シマノ アンタレスDC MD
シマノ「18’アンタレスDC MD」のスペック↓
リール重量 →235グラム(C5000XG)
最大ドラグ力→6キロ
番外編として紹介するのはシマノ「アンタレスDC MD」です。
見ての通りスピニングリールではなく、ベイトリールです。
ベイトリールでショアジギング⁉って思う人もいるかもしれませんが、一定数人口はいるようで、僕もその一人です。
ベイトリールはスピニングリール比べて飛距離の面で劣っていたり、デメリットの方が多いのが事実です。
では、なんでわざわざベイトリールを海釣りで使用するのかというと、それは”楽しい”からです。
ベイトリール特有のラインから手元に伝わるダイレクト感はスピニングリールでは味わうことはできません。
また、ベイトリールはキャスト時にスピニングリールのようにベールを返す動作が必要ないため、非常に手返しがいいです。
他にもサミングがしやすかったり、ポイントによってはスピニングリールよ有利に釣りを進められる場合もあります。
ベイトリールは淡水での使用を前提にしたものが多いですが、この「アンタレスDC MD」は海水使用OKとなっています。
「アンタレスDC MD」は最大ドラグ力が6キロと、これまで紹介してきたリールに比べて弱いので、大型の青物は少し厳しいかもしれませんが、ハマチクラスなら十分釣り上げることが可能です。
「アンタレスDC MD」は人と違った釣りをしてみたい方はオススメです。
「18’アンタレスDC MD」はこんな人にオススメ↓
・人と違った釣りがしたい
・障害物が多いポイントや狭いポイントで釣りをすることが多い
「18’アンタレスDC MD」のインプレ記事はこちら↓
今回はここまでです。
タカでした。