ついに!「ソアレXR C2000SSPG」が手元に届きました。
僕は「ソアレBB C2000SSPG」を所有しており、巻き心など、使用感については「ソアレXR C2000SSPG」と比較しながらレビューを進めていこうと思います。
各部の細かい写真をたくさん撮っていますので、そちらも参考にしていただければと思います。
予約開始からコロナなどの影響で発売が相当遅れており、年内に間に合うのか不安でしたが無事に届いてよかったです。
では早速、「ソアレXR C2000SSPG」のインプレを始めます。
目次
「ソアレXR C2000SSPG」インプレ
「ソアレXR C2000SSPG」は「17’ソアレCI4+」の後継機モデルでシマノのライトゲーム用リールのフラッグシップ機として位置付けられています。
“XR“と名前が変わっていますが、旧ソアレCI4+からの正統進化したものと考えてよいでしょう。
冬にシーズン入りをするメバリングなどのライトゲームは感度が重要な釣りですが、新発売の「ソアレXR C2000SSPG」の実力はどんなものなのか、ライトゲーム中級者の僕が忖度なしにインプレしていこうと思います。
今回紹介するソアレXRは”C2000SSPG”ですが、なぜ僕がC2000SSPGを選んだのかは「ソアレBB」のインプレ記事に書いていますので、気になる方はチェックしてみてください。
※「ソアレXR C2000SSPG」はまだ手元に来たばかりでまだ実際の釣りで使用できていません。今後釣りに行き次第、実際に使った使用感などを追記していく予定です。
「ソアレXR C2000SSPG」の巻き心地
まず、「ソアレXR C2000SSPG」の巻き心地についてですが、最初に感じたのは”巻き出しの軽さ“です。
僕の場合はソアレBBとの比較になりますので、当然かもしれませんが巻き出しが軽く、リールのレスポンスがいいことがすぐに分かりました。
ソアレXRとソアレBBの巻き出しの軽さの違いにに関しては釣り素人の嫁にも違いが分かるほどでした。
「ソアレXR C2000SSPG」のには下記のシマノテクノロジーが導入されております↓
・マイクロモジュールギアII
・サイレントドライブ
・マグナムライトローター
ソアレXR はライトゲームのフラッグシップモデルということもあり、シマノの主要な技術はほぼ全て網羅しています。
そういう観点からもソアレXRの性能の高さが分かります。
実際の巻き心地について細かいことをいうと、ステラのようなヌルヌルとした巻き心地ではなく、とても軽いサラサラとした巻き心地です。
実機をもっていませんが、個人的にはシマノのヴァンキッシュに近い巻き心地だと思います。
まだ新品ということもあり、使っていくうちにギア類が馴染み、もう少し巻き心地は軽くなると予想しています。
あとは実際に釣りで使用してみて、もっと細かい巻き心地やレスポンスなどを確認するのが非常に楽しみです。
「ソアレXR C2000SSPG」のハイレスポンスドラグ
「ソアレXR C2000SSPG」には”ハイレスポンスドラグ“が採用されています。
ハイレスポンスドラグはシマノのXRシリーズから導入された新技術で、シマノのフラッグシップリールのステラにも搭載されていない新機能です。
シマノに書かれているハイレスポンスドラグを説明を簡単にすると”魚の急激な引きの変化にもライン切れを起こすことなく対応できるドラグ“という感じです。
個人的にはダイワのATDと同じようなものなのかな?と予想をしています。
ダイワのATDに限った話をすると個人的には嫌いでした。
というのも通常のドラグのようにドラグを調整しても自分が思っている以上にドラグが出すぎたり、逆に締め込み過ぎてぜんぜんでないと感じことがあったからです。
シマノのハイレスポンスドラグはどうなのか期待と不安でいっぱいです。
こればっかりは魚をかけてみないと分からないと思いますので、実際に魚がを釣ってから詳しいインプレをここ追記していきます。
※2021年12月14日追記
早速メバリングに行ってきました!
短時間の釣行だったのでカサゴ1匹しか釣れませんでしたが、ハイレスポンスドラグのすごさを体感することができました。
ハイレスポンスドラグは魚が頭を振るような小さくて鋭い引きをしたときでも「ジッジッ」と細かくドラグが出ていました。
ソアレBBでは体感したことのないようなドラグの出方をしており、ソアレXRのドラグの追従性の高さが実際に体感することができ、一人でテンションが上がってましたw
さらに使い込んでみて気付いた点があれば、また追記していこうと思います。
「ソアレXR C2000SSPG」のその他機能
「ソアレXR C2000SSPG」には他にもシマノの技術が盛り沢山です。
・X シップ
・Gフリーボディ
・AR-Cスプール
・ロングストロークスプール
・CI4+ボディ
・リジットサポートドラグ
・S A-RB
・ワンピースベール
新機種なので当然ですが、ロングストロークスプールなど現行機では当たり前となっている機能が追加されています。
ソアレXRの重量は155グラムと前モデルのソアレCI4+の160グラムより更に5グラム軽く、ソアレBBと比較すると45グラムも軽量になっています。(ソアレBBは200グラム)
「ソアレXR」には樹脂にカーボンを混ぜて作ったCI4+ボディや各部の肉抜きなど、軽くするための工夫が随所に見られます。
感度が重要なライトゲームでは少しでも軽くなっている所はうれしいポイントです。
ちなみにシマノのヴァンフォードはソアレXRより更に軽い150グラムですが、ヴァンフォードのベアリング数は7個でソアレXRは9個ですので、その辺の違いだと思います。
機能についての細かい説明はシマノホームページに詳しく掲載されているため、ここでは割愛します。
「ソアレXR C2000SSPG」の細かい使用感など
ここでは「ソアレXR」の実機を実際に手に持ってみて感じたことをお話しします。
まず、「ソアレXR C2000SSPG」のハンドルノブについてですが、17ソアレCI4+やソアレBBに比べてノブ形状が変わっており、細く小さくなっています。
自宅で軽くハンドルを回した感じは以前の大きいハンドルノブの方が回しやすく、新しいソアレXRのハンドルノブは微妙だなと感じました。
ハンドルノブに関しては交換できる部品なので、実際の釣りで使用してみて気に入らなければ社外品への変更も検討しようと思います。
追記:ハンドルノブを交換する際にノブの蓋が外しにくいとコメントをいただいたので解説します。
僕の場合はたまたま家にあった100均のフックが一番外しやすかったです。
フックの角をうまく利用して蓋の隙間に差し込んでこじればOKでした。
他にも自動車の内装剥がしなどでも大丈夫でした。
マイナスドライバーなどは傷の原因になるのでやめておいた方がいいです。
続いてベールに関してはシマノらしいカチッとした使い心地で非常に使いやすいです。
ソアレBBに比べてもクリック感がより強く、操作感が良いように思いました。
“高いリールを触っているな“という感じで心地良いです。
最後にソアレXRのドラグ音に関していうならば、正直微妙です。
個人的にソアレXRよりソアレBBの方が好きです。
悪くなないですが、いたって普通のドラグ音です。
ステラやツインパワーのドラグ音は「キンッキンッ」と金属音が気持ちいドラグ音なのですが、ソアレXRは「ジッジッジッ」とめちゃくちゃ普通です。
ドラグ音フェチの僕にとっては少し残念です。
「ソアレXR C2000SSPG」インプレまとめ
「ソアレXR C2000SSPG」は実売価格2万円台で購入することでき、シマノの新しい技術がたくさん導入されています。
ハイレスポンスドラグは魚を掛けてみないことには何もわかりませんが、いい意味で期待を裏切られること期待しています。
あとはもっと使い込んでみないとわかりませんが、「ソアレXR」のコスパは総じて高いように思います。
シマノの各種技術についてはすでに定評がありますし、使い込むのが非常に楽しみです。
なによりソアレXRのこのデザインがカッコよくて好きです。
黒と金、オレンジを基調としたカラーリングで派手過ぎず上品で、ボディは黒色にラメがちりばめられており、スプールはマットブラックでさりげないカッコよさ。
魚釣りはあくまで趣味の世界です。
趣味の世界でかっこいいと思うリールを使うということは非常に自己満足感が高く、釣りに行きたくてウズウズしてしまいます。
ただ竿を振って、リールを巻くだけで楽しいですよね。
「ソアレXR」はそういった所有感も満たしてくれそうです。
※冒頭でも説明しましたが、「ソアレXR C2000SSPG」はまだ手元に来たばかりでまだ実際の釣りで使用できていません。今後釣りに行き次第、実際に使った使用感などを追記していく予定です。
2 件のコメント
ブログ拝見させてもらいました。わかりやすいインプレありがとうございます。
さて、ソアレXR C2000SSPGのハンドルノブについて質問させてください。
ノブ交換について言及されておりましたが、金ノブキャップの外し方を教えていただけませんか。爪が剥がれそうなほど固いため、妙案があれば教えていただきたいです。
ゆうきのしるしさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
僕の方でも試してみましたが、手元にあった自動車用の内装剥がしで一発で取れました。他にはプラスチック製のヘラの様なものがあれば、簡単に取れると思います。
知っているかと思いますが、マイナスドライバーの様な硬いものは傷の原因になりますので使用しない方がいいと思います。
他にも不明点あれば、できる限りお答えします。
よろしくお願いします。