どうも、タカです。
今回紹介するは大人気、ダイワ セットアッパーのダウンサイズモデル、「セットアッパー97S-DR」のインプレ記事になります。
元々”セットアッパー125S-DR”にかなりお世話になっている僕ですが、小型青物やベイトが小さいときに125S-DRだと、ルアーが大きすぎて魚が釣れないなんて日もありました。
そんなときのことを考えて導入したのがこの「セットアッパー97S-DR」です。
実際に使用してみたので、僕の感じたことを正直に書いていこうと思います。
目次
「セットアッパー97S-DR」インプレ【使いどころが難しいかも】
まずは「セットアッパー97S-DR」のスペックについてですが、サイズは名前の通り97ミリで重さは18グラムの”シンキングミノー”です。(セットアッパー125S-DRは26グラム)
セットアッパー97S-DRではツバスやシーバスを釣りましたが、個人的に使いどころが難しく、はっきり言ってしまうと“僕のスタイルには合わない”と感じました。
理由を説明していきます。
「セットアッパー97S-DR」のサイズ感が微妙
セットアッパーは元々シーバス用ルアーですが、みなさんご存じの通り”青物”も非常によく釣れるルアーです。
夏場になるとツバスと言われるブリの幼魚がたくさん釣れるので、そこでセットアッパー97S-DRは大活躍するんじゃないかと思っていました。
いざ釣り場へ向かうと毎日のようにツバスの大ナブラが起こっていました。
いざ、セットアッパー97S-DRを投入!
すると…
あれ?釣れない???
たまーに釣れるけど、思っていた爆釣とは程遠いものでした。(思いのほか釣れなくて、写真撮り忘れですみません…)
僕はここであることに気づきました。
まさかと思ってルアーをチェンジすると、もう入れ食いスタートです。
僕が気づいたこととは、セットアッパー97S-DRって125S-DRに比べて“短くなった”けど、“太さは変わっていない”んですよね。
画像下がセットアッパー125S-DRで上が97S-DRです。
思いのほか小さくないということと、これは完全に僕の使い方が悪いですが、ナブラが起こっている状況でルアーのレンジがあっていないです。
セットアッパー97S-DRはロングリップ仕様なので、潜行レンジは1.5メートルほどらしいです。
その証拠にルアーチェンジしてツバスが入れ食いになったルアーは潜行レンジが50センチほどのものでした。
僕の用途では今のところ、セットアッパー97S-DRじゃないと釣れない魚を見つけることができていません。
飛距離は125S-DRの方が出るし、サイズ下げるならほかのルアーでいいやってなってしまいます。
とはいえ、川幅の狭いポイントで使用するから飛距離はいらないよとか、魚の食いが渋いから少しでもルアーサイズを下げたいとか、明確な理由があるならセットアッパー97S-DRは“化ける”と思います。
繰り返しますが、僕の用途には合わなかったというだけです。
「セットアッパー97S-DR」の飛距離や使い心地
セットアッパー97S-DRの飛距離はダイワによると平均62.6メーターで、セットアッパー125S-DRと比べて約2割減となっております。(125S-DRは平均77メーター)
実際に使用した感じもそんな感じでした。
2割減と聞くとあんまり飛ばないんじゃ?と思ってしまいそうですが、この重さ(18グラム)・サイズ感のミノーとしてはやっぱりよく飛ぶ方だと思います。
元々セットアッパー125S-DRがよく飛ぶルアーなので、2割減でも結構な飛距離を出すことができます。
なにより、ルアーを投げた時の飛行姿勢が毎投安定していて非常に好感が持てます。(クルクルしない)
そこらへんは125S-DRと同様でいいルアーですね。
ルアーの巻き心地も軽くて使いやすいです。
正直、125S-DRと使用感はほぼ同じです。
小さくなって、飛距離が少し出ないだけです。
「セットアッパー97S-DR」インプレまとめ
色々と書きましたが、やっぱりセットアッパーは“良いルアー”です。
セットアッパー97S-DRは僕個人としてはスタイルに合わず、出番が少なくなってしまいましたが、ご自身の釣りのスタイルや通っている釣り場の状況によっては使用頻度は高くなると思います。
カラーに関してはご自身の好きなカラーでいいと思いますが、僕のおすすめは今回レビューしている、「レザーマイワシ」か「レーザーレッドヘッド」になります!
自分好みの”セットアッパー”を見つけてください!
〇ダイワ「セットアッパー97S-DR」インプレまとめ
・自身の使用用途を考えて購入すべし
・相変わらずよく飛び、使いやすい
(125S-DRに比べて飛距離は2割減)