プラド(150後期)を釣り仕様にするため、INNO(イノー)ロッドホルダー(IF16)を取り付けました。
本記事ではプラドのサンルーフ付きの車両にIF16を取り付け場合のフィッティングや使い心地についてインプレしています。
プラド乗りの方は是非参考にしてみてください。
目次
サンルーフ付きプラドにロッドホルダー(IF16)を取り付け
結論から言うと、サンルーフ付きプラドにロッドホルダー(IF-16)を取り付けることは可能です。
INNOから発売されているIF16ロッドホルダーですが、公式ホームページでもプラドへの取り付けは可能となっていますが、サンルーフ付き車両はルーフがサンルーフがついている分、天井が出っ張っているためフィッティングが気になるところですよね。(カーメイト公式ホームページ)
IF16は5本のロッドが収納できますが、使い心地やサンルーフ部分との干渉があるのかなど、詳しくインプレしていこうと思います。
サンルーフ付きプラドにロッドホルダーIF16の取り付け(干渉アリ)
冒頭でも説明したようにサンルーフ付きプラドでもロッドホルダー(IF-16)の取り付けは可能です。
ただし、天井とロッドホルダーの干渉はあります↓
このようにサンルーフの出っ張りにロッドホルダーががっつり干渉してしまっています。
とはいえ、収納するロッド自体は全く干渉がないため問題ないです。
INNOロッドホルダー(IF16)はアルミ製で作りが良く、各部の面取り等の処理もしっかりされているため、ルーフが破れたり、傷ついてしまったりする恐れはないと思います。
サンルーフ部以外にもロッドホルダー取り付け部分が天井と干渉しています↓
こちらに関しても先ほど同様でIF16の作りがいいため、傷等の心配はないと思います。
しいて言うならば、長年の使用で干渉部分に跡が残ってしまうことはあるかもしれません。
INNOロッドホルダー(IF16)の使い心地について【良いところ】
続いてはINNO IF16ロッドホルダーの使い心地についてですが、総じて使いやすいです。
とはいえ、小さい不満もあります。
まずはIF16の良いところから紹介します↓
・ロッドをしっかり保持してくれるので、走行中でもロッドが暴れることなく収納できる
・ロッドと当たる部分がスポンジになっており、ロッドに傷が入りにくい
・リールを付けたままでもロッド5本しっかり収納できる
・天井のスペースを使うので、トランクスぺースを有効活用できる
INNO IF16ロッドホルダーは竿のグリップ部分を挟み込むようにしてロッドを保持してくれるため、少しラフな運転をしてもロッドを確実にホールドしてくれます。
また、大切なロッドを傷つけないようにロッドとロッドホルダーが干渉する部分はスポンジが貼られています。
ロッド先端を保持する部分にも竿が暴れないようにスポンジが貼られています。
↑の画像のように、2種類の置き場が用意されており、ロッドの太さに合わせてしっかり収納することができます。
更にはIF16はロッド5本を”リールを付けたまま収納することが可能“です。
よほど大型のリールを収納しない限りはほぼ干渉なしでロッド5本をリールつきのままで収納できます。(シマノ3000番クラスだと問題なし、6000番を隣通しに配置すると干渉します)
IF16はオプションで最大で7本までロッドを収納することができますが、リールを取り付けたままの状態で使用したいなら5本が限界のように思います。
INNOロッドホルダー(IF16)の使い心地について【微妙なところ】
INNO IF16ロッドホルダーも良いところばかりではありません。
僕はIF16を2年以上愛用していますが、実際に感じた不満を紹介していきます。
・傷防止のスポンジがヘタってくる
・太いロッドは取り出しづらい(硬い)
・車種によっては後部座席が使いづらい(頭に当たる)
まずは傷防止のスポンジがヘタるという点についてです↓
この画像を見てもらえればわかると思いますが、スポンジが大きく凹んで形が付いてしまっていることがわかります。(画像右側が分かりやすいかも)
僕の場合はロッドを車の中に積みっぱなしにしておくことが多かったため、スポンジの形がついてしまったのだと思います。
ロッドを毎回車から降ろしていたとしてもいずれはこのように形が入ってしまうと思います。
とはいえ、スポンジは両面テープで貼り付けられているのみでホームセンターなどで売られているもので代用し、修理することができると思います。
続いて太いロッドが取り出しづらいという点についてですが、基本的にロッドはトランクから出し入れすると思います。
その際にロッドが太いと前側の保持部にがっつりハマりすぎてなかなか取りづらいのです。
後方からロッドのグリップをもって保持部から外そうと力を入れたときにロッドが勢いよくはずれ、内装にぶつけてしまうことが多々あります。
それが嫌で、トランクから後部座性に先に回り込み、ロッド先端部を↑画像のように先には外してからロッドを外すようにしています。(めんどくさいですが…)
最後は後部座席に座る人にロッドが当たってしまうという問題についてです。
プラドの場合はまだマシでしたが、前車のエクストレイル(T32)はロッドが積んであると後部座席の人の頭にロッドが当たってしまうことがありました。
プラドでも高身長の方が乗る際はロッドが頭に当たってしまう可能性がありますので、ロッドをあらかじめ取り外しておくことをおすすめします。
どうしてもロッドと人を乗せたい場合はロッドを座席の中央寄りに付けて、頭のある位置を避けるなど工夫すれば、頭にロッドが当たらずに済むかもしれません。
サンルーフ付きプラドにロッドホルダー(IF16)を取り付け【まとめ】
INNO IF16を導入するまではロッドをトランクや後部座席に直置きしており、竿先を折ってしまったり、竿に傷が入ってしまったりすることが多々ありましたが、IF16ロッドホルダー導入後はそのようなトラブルは起こっていません。
ロッドは安くないですので、大切に長く使いたいならロッドホルダーの導入をおすすめします。
竿って釣りをしているときよりも移動中などのトラブルで折ってしまったりすることが多いように思います。
魚が釣れていないのに竿だけ折れてしまうなんて悲しい思いをしないようにしたいですね。
今回はここまでです。