どうも、タカです。
今回僕が紹介する車はトヨタ アルテッツァです!
画像引用先→GAZOO
僕はアルテッツァを2年ほど友人と共同所有したことがあって、ドラテクを飛躍的に伸ばすことができた車です。
なぜアルテッツァがオススメなのか順番に魅力を紹介していきます。
目次
アルテッツァがオススメな訳
画像引用先→ベストカーWEB
まず初めにアルテッツァには2L直6の1G-FE型エンジンを積む、AS200と2L直4の3S-GE型エンジンを積む、RS200がありますが、僕がオススメするのはRS200の6速MTです。
AS200よりもパワフルで、サーキットでは大きなアドバンテージになるでしょう。
AS200はよっぽどの拘りのある変態でない限りはやめておきましょう。
パッケージングがいい
金銭面で余裕がなかったり、駐車場の問題や住んでいる場所の問題でセカンドカーを持てない人も多いと思います。
アルテッツァはFRで5ドア、5人乗りというパッケージングなので、セカンドカーを持っていない人でも、通勤からサーキット、デートなど、アルテッツァ1台あれば、大概のことはこなせるでしょう。
画像引用先→グーネット中古車
トランクスペースも十分でサーキットでは予備のタイヤや工具などを積み込んで行くことができるので、自走でサーキットに行く人は心強いですよね。
トランクスルーもついているので釣りなんかをしたいときに、長い釣竿を積むこともできます。
また、アルテッツァは画像を見ればわかると思いますが、フロント、リアガラスが結構立っているので、見切りがよく非常に運転しやすいです。
そこがアルテッツァのお気に入りなポイントでした。
性能は悪くはないが微妙。だがそれがいい
画像引用先→ベストカーWEB
アルテッツァRS200に搭載されているヤマハ製3S-GEエンジンは210馬力を発生します。
発売当初、第2の86と期待されて登場したアルテッツァでしたが、実際発売されてからはかなり不評でした。
アルテッツァが不評だった原因をまとめてみました↓
・重い(車重1360kg)
・123速のギア比が悪い
・アクセルレスポンスが悪い
車重に関しては86(AE86)が車重940kgだったのに対してアルテッツァは1360kgと400キロ以上重いです。
これだけ車が重いと動きが鈍くなってしまい、86のようなキビキビとした走りは望めません。
だがしかし!
この重さが重いゆえにゆったりとした動きを演出してくれて唐突にスピンしたりするとがなく、初心者の僕にも動きが分かりやすかったです。
セッティングにもよるでしょうが、アルテッツァって結構懐の深い車だなって思いました。
ギア比ですが、サーキット走行をしていると、このギア比の悪さを痛感することになります。笑
ミニサーキットで走行する場合、コースによるでしょうが、2速と3速をよく使うことになると思います。
2速で走行をしていて3速に入れた途端に失速しますw
ドリフトだと3速に入れた瞬間にドリフトしなくなります。笑
アルテッツァは2速と3速の間のギア比が大きく離れていて、3速にシフトアップしたときに回転数が下がりすぎてしまうんです。
3S-GEエンジンはNAエンジンでそれほどパワーのあるエンジンでもないので、一旦回転数を落としてしまうと、ガクッと加速しなくなります。
だがしかし!
パワーのないNAだからこそ、回転数を下げないような走りが身に付きますし、ギア比も悪いのでラインを通常と変えて走ってみたり、3速にシフトアップしたいタイミングでも敢えて2速で引っ張ってみたりと、考えてドライビングをするようになります。
また、ドリフトでもシルビアやスカラインのようなターボ車から始めるのが簡単で楽なのはわかりますが、シルビアやスカイラインでうまくドリフトができる人でもアルテッツァに乗っていきなりキレイにドリフトさせられるかというと、できないんです!
ターボ車はパワーがあるので少しのミスで回転を落としてもパワーでごまかせますが、NAのアルテッツァはパワーがないのでターボ車に比べて圧倒的にアクセル全開率が高いです。一度ミスをしてしまうと、スピンしたり、失速してしまうでしょう。
こんなアルテッツァでドリフトができるようになれば、シルビアやスカイラインのようなターボ車に乗り換えた時に楽勝でドリフトできるでしょう。
個人的にもこの辺はめちゃくちゃドラテクの向上に繋がったと実感しています。
自分はFFの車ばかりでグリップしかしないから、ドリフトは興味ないって方でも一度経験しておいて絶対損はないと思います。
ちなみに同じアルテッツァでも後期型になると多少ギア比は改善されているようです。
アクセルレスポンスについてですが、これについてはマジで悪いです。笑
アクセル操作にワンテンポ遅れてエンジンが吹け上がってきます。
重いフライホイールや電子スロットルのせいらしいのですが、慣れるしないです。
街乗りではこのアクセルレスポンスの悪さが逆に乗りやすいと感じました。
楽しくはないですが、回転数の上がりも落ちも遅いので運転は楽でした。
社外のECUやスロットル、フライホイールででかなり改善できるみたいなので我慢できない人は交換してもいいかもしれません。
中古で比較的安く手に入る
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画像引用先→グーネット中古車
アルテッツァは1998年~2005年まで生産されていて、もちろん現在は生産されていないので中古で買う必要があります。
高年式車はやはり値段が上がる傾向ですが、拘りがない限りは予算100万円もあれば、充分購入できるでしょう。
ここでは中古のアルテッツァを購入する際の注意するポイントを紹介します。
僕が購入したアルテッツァは1999年式、RS200の6速MTで走行距離16万キロで事故歴ありの車体でテインの車高調がついていました。
値段は車検2年付きでコミコミ27万円。
正直キレイではなかったですが、サーキットの練習機として割り切った購入をしたのでぜんぜん気になりませんでした。
アルテッツァを購入後、約二年間、サーキットから通勤に使用していました。
サーキットでは友人と交代しながら、それなりに酷使していましたが、その間に修理したのは以下の項目です。
・ミッション
・ゴム類の経年劣化
・オイル漏れ、滲み
順番に紹介していきます。
ミッションに関しては購入時から2速の調子が悪く、回転数を完璧に合わせないとガリッと痛々しい音を立てていました。
お金がなかったのでそのまま乗り続けていましたが、購入から一年後についに2速に入らない+2速に入って抜けなくなる症状がでてしまい、ミッションを交換しました。
たまたま知り合いの車屋さんに解体のアルテッツァがあったので格安で載せ替えることができましたが、普通に購入していれば、それなりに痛い出費になるでしょう。
アルテッツァは元々ミッションが壊れやすいらしいので、購入するときは必ず試乗をさせてもってミッションの入りがいいか確認してから購入しましょう。
ゴム類に関してはアルテッツァは初期型になると、20年も前の車です。
ゴム類の経年劣化は避けることができません。
僕の乗っていたアルテッツァはフロントロアアームのゴムブーツが経年劣化により破れてしまい、雨水などが侵入、油膜切れを起こしてロアアームのボールジョイントが痩せて抜けてしまうということになってしまいました。
症状は出ていましたが、放置してしまった結果、このようなことになってしまいました。
これも解体のアルテッツァがあったので部品を譲ってもらい、格安で修理することができましたが、普通に修理していれば、これも痛い出費になるでしょう。
購入する前にゴム類の点検をしておいて、痛みがあれば、購入してからすぐに交換しておく方が望ましいです。
安いものをケチると後々もっと痛い目に遭うことになってしまいます。
注意しておきましょう。
オイル漏れ、オイルの滲みがない車両がもちろん望ましいです。
滲む程度ならまだマシですが、オイルが垂れてくるレベルの車両は避けた方がいいです。
僕の購入した個体はエンジンとリアのデフからオイルの漏れがありました。
特にデフの漏れがひどく、家の駐車場の床面が日に日に黒くなっていくレベルでした。(実家です)
さすがに酷かったのでLSD導入時に一緒に修理してもらいました。
アルテッツァを購入するときはボンネットをあけてオイルの滲みがないか点検し、できれば車体の下周りものぞき込んで見せてもい、ミッションやデフ周りからもオイル漏れがないか確認してから購入しましょう。
2年でそんなに壊れたの!?って言われてしまいそうですが、逆に言えば壊れたのはこのくらいでその他は何も壊れていません。
それに僕が購入したのは走行16万キロの過走行車で状態もよくありませんでした。
冷却系もフルノーマルで夏場もガンガン走っていて、アルテッツァを降りるときの走行距離は19万キロ近かったです。
それにも関わらずエンジンは全くのノントラブルでアルテッツァに搭載されているヤマハ製3S-GEエンジンは頑丈なエンジンだなと思いました。
最後に、僕は事故歴ありの車を購入しましたが、どんな事故を起こしていて、きちんと直されているのか確認してから購入しましょう。
サーキットを走るのであれば、この辺も気を付けておいた方がいいです
まとめ
このようにアルテッツァは車の運転を学ぶのには最高の一台です。
僕がまた、中古で購入するとすれば、事故歴なしで車高調だけついているできるだけキレイなスポーツ走行してなさそうな個体を探します。
僕のブログでは他にもサーキット初心者にオススメな車などを紹介しています。
よろしければ、そちらも見てみてください。
低予算でサーキットを走りたいならコレ!オススメスポーツカー3選!
今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
タカでした。